猿ヶ京恵みの家開設
久遠基督教会五十年の歩み(12)

 さらに主のみわざはすばらしく、群馬県猿ヶ京の地に久遠教会恵の家の開設をも見せて下さったのである。この地に生津兄姉 (加筆:2020年:参考地図) が常住されるようになってからはお宅を久遠教会祈りの家として開放され、丹羽はじめ多くの兄姉方が訪問し、集会と交わりとが持たれていたのであったが、教会での必要に答えて風光明媚な所有地の一部を提供してくださり、この地に心病む人の憩いの場として、また合宿集会の場として用いられる、すばらしい建物が備えられたのである。このためには、先ず初めに願いを起こされた野崎初子姉の基金に加えて森田兄姉はじめ、多くの兄姉方の献げ物が祝され、用いられた事を憶えたい。

 1970年9月23日の開所式は、あいにくの雨天であったが、100名近い兄姉と共に心から御名を称えたのであった。そして、野崎初子姉と土田美枝子姉が常住して、集会、訪問、宿泊などのお世話等の日々が始まったのである。また猿ヶ京はその紅葉の美しさと、温泉地としても著名であり、落穂会(婦人会)の姉妹たちはしばしば訪問・交わりを持ち、秋の合宿集会も毎年持たれ、これは1977年まで続けられた。またアクラ会(壮年会)、一麦会(青年会)等の合宿集会も時折行われたのである。

 しかし、野崎姉が遂に病を得て東京に帰られ、土田姉一人では無理という事で残念ながら恵みの家は1974年に一応、閉じられる事になった。その後は随時、小集会の時に用い、とくに年に3回は落穂会有志による掃除合宿によって維持されてきた。そして1989年(平成元年)5月、三浦真信伝道師によって猿ヶ京キリスト教会として発足し、のちに冨田安基雄伝道師、さらに梅沢兄姉を中心に今日まで受け継がれている。


                


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